通院前に把握したい事

医者

病院選びは慎重に

うつ病の疑いがあり、初めて病院を選ぶ際に迷いがちな事の一つとして、心療内科と精神科のどちらを受診するかという問題が挙げられます。双方、うつ病治療を取り扱ってはいますが、症状の種類によっては違いを考慮するべきです。精神科では、その名の通り、主に精神面の問題を中心に扱っています。逆に心療内科の場合は抑うつ症状、ストレスなどによる心身症に対する治療がメインです。例えば、意欲の低下が著しく、不安感が強いなど、精神面の問題が顕著なのか、抑うつ症状は見られないのに原因不明の体の不調が続くのかなど、どの様な問題が主なのかをまず見極めましょう。ただ、心身どちらにも不調が見られるケースが多いので、初診であれば精神科と心療内科を兼ねているメンタルクリニックを探すのがおすすめです。メンタルに関しての治療は大変微妙で病名を定める事が難しく、通院する中でどの様なアプローチをするかを探っていきます。その為、医師によって方針が変わってくることが多く、治療の成果が顕われなければ転院をする事も重要です。まずは通いやすい範囲内にある病院を選び、自身の病状と向き合いながら、必要であれば通うべき医院の種類についても考慮していきましょう。うつ病で処方される薬の種類は様々ですが、抗うつ剤と安定剤(抗不安薬)を併用していくのが普通です。うつ病は脳内物質の不足、過剰分泌によって引き起こされます。ドーパミン、セロトニン、ノルアドレナリンのバランスが崩れる事が原因なので、これらの分泌量の調整の為に処方されるのが抗うつ剤です。時期によって躁とうつ状態を行き来する双極性障害の患者が、抑うつ状態が一定している大うつ病の治療薬を服用すると逆効果の場合もあり、抗うつ剤は最も重要なファクターの一つと言えます。一方、安定剤はうつ病の症状の一つである不安感や心身の緊張感を抑えることで、ストレスの蓄積を防ぎ、気分の変調を抑える役割を担っています。また、副作用として代表的なものは、眠気が増す、注意力や集中力の低下などで、これらはどの薬でも顕れるものなので、通院中は車の運転は禁止されています。個人差があり、薬の種類によっても異なるので、これ以外にも副作用が見られる事も多く、口内の渇き、体重増加、食欲不振などを訴える方も多く見られます。